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筋膜について1

  • 2015年11月25日
  • 読了時間: 2分

筋膜について語るべきことは、たくさんあります。 オステオパシーは人体のあらゆる構造、さらに精神、感情、魂、人によってはエーテル体やアストラル体などにも踏み込んで診ていくのですが、構造面では筋膜をかなり重視しています。 最近、NHKの『ためしてガッテン』で、 「肩こりの犯人がようやく判明しました。筋膜です」 とやっていました。 オステオパシー実践者からすれば、「え? 今頃?」となります。 創始者のA・T・スティルは百年以上前から、「筋膜は生死の場である」と言っています。 さらに言えば、肩こり=僧帽筋の筋膜、といった局所的で対症療法的な観点だけに陥っているわけでもありません。 筋膜については、医療従事者すらほとんど理解していないと思います。筋膜に関する専門書がほとんどないからです。医師にとっては、オペの時に切るから少し気にしている、程度です。 筋膜は筋を包む膜と思っている方がいますが、それだけではありません。 「筋膜」は日本語訳に問題があるので混乱を招いています。 今、私が言っている筋膜とは「Fascia(ファシア)」です。 筋を包んでいる筋膜を区別したい場合は「myofascia(マイオファシア)」と言います。 日本語でも「筋筋膜」という場合もありますし、単に筋膜という場合もあります。 使っている人の意図を聞かないとわかりませんし、このことを理解している人も少ないかもしれません。 ややこしいです。 ですので、私がいう筋膜とはFasciaのことで、全身に張り巡らされた膜のことをさし、筋肉だけではなく内臓や神経や骨なども包んでいます。 そしてこれらは全てが繫がっています。 だから全身が関連します。 皮膚は柔らかくて、引っ張っても全身に波及しませんが、その下の筋膜はボディスーツのようなもので、引っ張ると全身に波及します。 人体は写真にあるようなテンセグリティという構造でできているのです。 どこかが歪むと全体がそれを補正していきます。 これを筋膜組織が担っているのです。

 
 
 

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